おひとりさまサポートを活用された事例(80代女性)
概要
Aさんは80代女性。数年前に夫が他界し今は自宅で一人暮らしをされています。子はいません。今は元気だが、将来判断能力が低下した時や亡くなった時に頼れる親族がおらず不安を持たれています。
司法書士の提案&手続き
Aさんのケアマネージャーから紹介をうけ、司法書士がAさんのお宅に伺いAさんの気持ちを伺いました。
①できるだけ自宅で生活し、自宅で最期を迎えたい。
②延命治療はうけたくない。
③亡きあとの葬儀にこだわりがあるので希望通りの葬儀を執り行ってほしい。
④亡きあとのAさんの遺産は遠方に住む高齢の妹もしくは妹の子に残したい。
そこで、やまぐち中央事務所のおひとりさまサポートを提案しました。
Aさん生前中
⇒見守り契約、委任・任意後見契約に基づき生活支援をします。もし判断能力が低下されたり、入院された場合はやまぐち中央事務所が預貯金管理や病院の支払いをします。
Aさん亡き後
⇒死後事務委員契約にてやまぐち中央事務所がご希望に沿う葬儀を執り行い、納骨、未払金の支払い等を行います。また、遺言により、遺言執行者であるやまぐち中央事務所がAさんの遺産を妹さんらに引き継ぎます。
またAさんは延命治療を望まれていないので、尊厳死宣言書も作成します。
上記内容を公正証書にするため何度もAさん宅を訪問し、Aさんの気持ちを整理し文書化していきます。
結果
上記内容を公正証書にし、Aさんにどのようなことが起きたとしても、やまぐち中央事務所がAさんをサポートできる体制が整いました。
Aさんを支援している訪問看護サービス事業所やAさんの菩提寺とやまぐち中央事務所が連携することも確認でき、Aさんはとても穏やかに「これで安心できた」とおっしゃいました。
ポイント
身近に頼れる親族がいらっしゃらない場合は、本件のようなおひとりさまサポートの利用を検討されてみてはいかがでしょうか。余生を自分らしく安心してお過ごしいただけるお手伝いをいたします。
この記事を担当した執筆者
- 司法書士法人・行政書士やまぐち中央事務所 司法書士 福田修平
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保有資格司法書士 専門分野相続・生前対策
出身地 山口市 メッセージ 弊所が大事にしている「あなたの安心をカタチにします」というフレーズは、どんなに親が家族を想っても、遺言や家族信託などの具体的な対策を実行しなかったために、想いが叶わず、家族が苦しんだり、悔しい想いをする現実をみてきたからこそできたものです。 ご依頼いただいた際には一切の先入観を排除し、皆様の想いの奥にある背景までに想いを馳せ、ベストの形を提案します。
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