頼れる親族が全くいないご高齢者のおひとりさま終活サポートと死後事務
相談者の状況
依頼者:Aさん(87歳女性)
40年前に離婚し、子ども2人とは絶縁状態。姉2人は高齢で遠方在住。頼れる親族がいないため、おひとりさまサポートを契約されていた方。
がんが進行していたが、入院ではなく在宅での生活を希望。
Aさんは自宅での生活を維持することを強く望まれており、弊所は定期的な見守りを行うとともに、日常生活の支援が必要な場面では福祉関係者と連携しながら支援を提供しました。
また、終活についての相談も度々行い、将来的な死後の手続きについても細かく確認しながら契約内容を決定しました。
司法書士のサポート
弊所は見守り契約を通じて、ケアマネージャーや福祉関係者と連携しながらAさんの生活をサポート。
また、財産管理や遺言書の作成についても検討し、Aさんの希望を最大限反映する形で、安心できる老後生活を送れるよう手続きを進めました。
その後、Aさんが亡くなられたため、死後事務委任契約に基づき、以下の手続きを実施しました。
- 葬儀、火葬、納骨の手続き
- 行政への届け出(死亡届、年金停止手続きなど)
- 医療費・介護費用・水道光熱費等の支払い
- 住居の家財撤去・退去手続き
- 契約関係の解約手続き(電気、ガス、通信、保険など)
- 遺品整理と形見分けの対応
生前にAさんと細かく話し合いをしていたため、ご本人の希望を尊重しつつ、スムーズに手続きを進めることができました。
結果
生前にAさんからお聞きした希望どおりに手続きを進めることができたため、スムーズに進行。
特に、葬儀や納骨の方法についてはAさんが詳細に希望を伝えており、それに基づいた形で執り行うことができました。
また、住居の整理についても、生前の意向に沿って対応し、不要なトラブルを避ける形で退去手続きを進めました。
ケアマネージャーからは「私たち支援者では死後の手続きはできないため、Aさんがおひとりさまサポートを利用されていてよかった。」とのお言葉をいただきました。
遺品整理や住居の退去手続きでは、Aさんの交友関係にある知人とも相談し、思い出の品を適切に分配することができたことも、依頼者にとって満足度の高い結果となりました。
司法書士のポイント
おひとりさまの終活においては、生前の契約が重要です。見守り契約と死後事務委任契約を組み合わせることで、生活の安心と死後の手続きの円滑化を図ることができます。
また、福祉関係者との連携を密にすることで、ご本人の希望に沿った支援が可能となります。
特に、おひとりさまの場合、死後の手続きを適切に引き受ける人がいないことが多く、適切な契約を結んでおくことで、ご本人の意思を尊重しつつ、関係者に負担をかけることなく円滑に進めることが可能です。
また、遺言書の作成や財産管理についても、事前に専門家と相談しておくことで、亡くなった後のトラブルを未然に防ぐことができます。生前に十分な準備をしておくことが、残される人々にとっても大きな安心につながります。
このように、おひとりさまが安心して人生を送るためには、司法書士をはじめとする専門家との連携が不可欠です。弊所では、今後もこのようなサポートを強化し、より多くの方の安心につながる支援を提供してまいります。
この記事を担当した執筆者

- 司法書士法人・行政書士やまぐち中央事務所 司法書士 福田修平
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保有資格司法書士 専門分野相続・生前対策
出身地 山口市 メッセージ 弊所が大事にしている「あなたの安心をカタチにします」というフレーズは、どんなに親が家族を想っても、遺言や家族信託などの具体的な対策を実行しなかったために、想いが叶わず、家族が苦しんだり、悔しい想いをする現実をみてきたからこそできたものです。 ご依頼いただいた際には一切の先入観を排除し、皆様の想いの奥にある背景までに想いを馳せ、ベストの形を提案します。
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